SHORT MOVIE

小城市の映像制作会社代表の江口寛武（ひろむ）さん（４８）が監督を務めた短編映画が、福井県で開かれた「福井駅前短編映画祭２０１９」で優秀賞に輝いた。江口さんは「他の作品は見て驚くほど素晴らしく、その中から選ばれてうれしい」と喜んでいる。　映画祭は９日に福井市で開催。全国から応募があった１５２作品のうち１５作品が優秀賞に選ばれた。　受賞作のタイトルは「音と風と夏休み」（２０分）。両親が離婚して叔母と暮らす小学生が、友人と一緒に父親に会いに行こうとする物語になっている。

■上映会、ネットで配信　小城市内の名所を舞台にしたショートムービーのドラマロケが２月中旬、小城町の須賀神社などであった。ドラマのプロデューサーで「ＳＡＧＡ　ＳＨＯＲＴ　ＦＩＬＭ」の代表江口寛武さん＝小城市三日月町＝は「１０分ほどの短編だが、小城の情緒豊かな風景の中で、出演者の演技が光る作品にしたい」と話し、６月までに編集を終え、小城市内での上映会を目指している。